指物屋とは|店舗建具・デザイン・制作「有限会社加門建具工芸」

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指物屋とは

さまざまな建具を取り扱う指物屋

指物とは、釘などの接合道具を使わずに、木と木を組み合わせて作られた家具・建具などのことです。
指物屋では、この指物を得意とし、襖や玄関戸・欄間・通風建具など様々な建具を制作しています。
熟練の職人が作り出す建具は、見た目の美しさはもちろん、機能的で親子代々長く使っていただけるものです。建具の持つ機能性や奥の深い美しさをを知っていただければ幸いです。
気になる商品やもっと詳しく見たい・聞きたいということがございましたら、お気軽にご連絡ください。
CADデータや実績写真をお見せしながらご説明いたします。もちろん、全国何処へでもお伺いします!

コンセプト

指物屋からの提案
伝統とモダンの融合
心を夢を形に

指物屋は、お客様との出会いを大切に、夢を形に思いを形に、こだわりを実現いたします。
襖紙一枚にも、木材一片にもそれぞれ思いがあり、心があります。その心を大切にそれぞれの特徴を生かして形にします。そこには感動が生まれ、喜びが生まれます。
それを演出するのが、職人の使命であり、役割だと認識して、建具を製作しています。故にオリジナル建具は「夢を心を形」にした商品ではなく、作品ではないでしょうか。また、このような理念を持った職人と会社が作り上げた建具も作品ではないでしょうか。
指物屋は、43年間に培った「技術と感性」「信頼と実績」を基にして新しい時代のものづくりを提案いたします。
建具は木材の種類・襖紙・各種部材・引き手・金物・および仕様も種種様々ですので、価格も一概に設定できません。
指物屋ではお客様のご希望を充分にお伺いして適切なアドバイスを申し上げお互いが理解し、ご納得して戴いた上で見積もりを作成し、製作に着手いたします。
遠方でも直接、現場に出向き、打ち合わせをさせていただき、パソコン・プロジェクターでのプレゼンをして、採寸・製作・納品いたします。修理にも直接お伺いします(施主様の感動・喜び・感謝の言葉を糧に日々頑張っています)。
また、弊社ショールームへお越し願えれば充分な、説明、アドバイスもできますので考慮の程よろしくお願いいたします。

緻密な模様が美しい組子細工

組子細工とは障子や襖などの建具を構成する細かい部材のことで、それらの細かい部材を釘や接着剤を一切使わず、手作業で組み上げていく技法です。
1700年代に開発されたもので、現在その組み方や技法は200通り以上も伝えられています。
組子細工は、1/1000mm単位の精度で加工するために、紙一枚の隙間も発生することはありません。熟練した職人だけが作り出すことのできる、機械をはるかに超えた世界です。

組子細工の一例

麻之葉(あさのは)

三ツ組手の「葉」のひとつ。麻の葉のようにまっすぐ伸びるということで喜ばれてきた伝統的なデザインです。

籠目(かごめ)

三本の組子を籠の目のように組む技法。一番大切なのは、組子が真っ直ぐに通るように組み上げることで、そのためには作図の正確さ、切り出しの緻密さが欠かせません。

古代花形(こだいはながた)

神社などで使われている彫り物のデザインを組子で表現しました。組子は、三ツ組手面取りという最高仕様です。
指物屋オリジナルのデザインです。

沙綾形(さやがた)

鉋屑1枚だけ残しV字に欠き取り、折り曲げる。熟練の技が必要なデザインです。

組子細工の最高技術

「見付違い面取干網に青海波をあしらった襖」
「美術工芸襖(干し網襖)」金沢職人大学 寄贈

「見付違い面取引網に青海波をあしらった襖」
「美術工芸襖(引き網襖)」金沢東茶屋街 懐華楼 寄贈

今に調和する伝統の技

日本家屋には、「塵返し」や「敷居桟」など数多くの生活の知恵や工夫が織り込まれています。
これらの技は一見すると分かりにくいものですが、長く使いこむうちに良さが分かる秘伝の技です。
「敷居桟(しきいざん)」とは、障子の下部の組み合わせ方のことで、通常は框が下まで伸びていますが、下桟を框の端まで伸ばすことで、敷居の溝を傷めず、更にすべりをよくしています。
また、木口(切り口)の露出を最小限にすることで、建具自体も傷みにくく、長く使っていただけます。
指物屋では、見た目の美しさも大切にしていますが、機能的であることも建具の重要な役割であると考えています。

実用的で美しい建具

昔は、夏になると襖や障子を「夏戸」と呼ばれる風を通す作りの建具を使っていましたが、住宅事情の変化にともない、「夏戸」を使う事が少なくなってしまいました。
しかし、近年の住宅は気密性が高く、家全体の温度を調整する住宅が増えてきています。そのような住宅の場合は「夏戸」を「通風建具」として使うことで、家全体に空調を行き渡らせる事ができます。
「通風建具」とは、扉の役割を果たしながら、風を通すことのできる建具です。また、扉を閉めたままでも風は通りますので、急な来客時でもプライバシーを保つことが出来ます。
古くから受け継がれている伝統技術や知恵を今に調和させ、実用的で美しい建具を制作しています。

繊細な細工が幻想的な
サンドブラスト

木の年輪だけを残し、他を削ることで模様を浮き上がらせています。
細く残された年輪は、これまでにない繊細な印象を醸し出し、建具のアクセントや間接照明としてご好評をいただいています。
また、夜になると年輪の間からこぼれる灯りが、幻想的で見る人の心を癒します。
指物屋では、新しい技術も積極的に取り入れ、心が癒される空間を作ります。

石川ブランド認定製品

指物屋で扱っているモダンスリット照明・モダン明かりテーブルは「石川ブランド製品」に認定されています。
石川ブランド製品とは、県内の中小企業者等が開発または改良した製品のうち、技術の独自性や新規性等において優秀な製品を「石川ブランド製品」として、県が認定する制度です。
また、平成24年度からは「石川ブランド製品」の中から、とくにブランド化できる可能性が高い製品を「プレミアム石川ブランド製品」として認定しています。

石川ブランド製品の対象分野は、①機械、②情報、③繊維その他産業材、④食品、⑤伝統的工芸品・生活雑貨・インテリア等の5分野です。
(平成23年度は①機械産業部門、②情報産業部門、③生活産業部門の3部門です。)
「石川ブランド優秀新製品」とは、石川県内の中小企業が開発した新製品を石川県が審査し、優秀な製品に対して与えられる称号です。

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